こんにちは!助産師しずです。
子どもが知的障害ありの自閉症で、悩みながらも家族が笑顔で過ごせる方法を模索中。
助産師でありながら発達障害についてわからなく、勉強を始め、公認心理師の資格を取得しました。発達ゆっくり育児で悩んだり葛藤している方の役立つ情報を届けていきたいと思っています。
自閉症は変わった人というイメージや詳しくわからないという方は
多いのではないでしょうか?
自閉症とはどういった特徴があるのかご紹介します。
- ①社会性や対人関係のが難しい
- ②コミュニケーションや言葉の発達に遅れがある
- ③行動や興味に偏り・こだわりがある
これだけだとわかりにくいですよね。
特徴をチェックリストにしたので参考にしてください。
①社会性や対人関係のが難しい
視線が合わない
名前を呼ばれても反応がない
相手や状況に合わせた行動が苦手
自己主張が強い、一方的な行動
②コミュニケーションや言葉の発達に遅れがある
表情や身振りなどの非言語的なコミュニケーションが難しい
仲間・友達作りが難しい
ことばの遅れ
会話ができても続かない
オウム返し(いわれたことをそのまま言う)や独自のことばを使う
比喩や冗談がわからない
③行動や興味に偏り・こだわりがある
特定の習慣にこだわる
同じ行動を繰り返す
奇妙な行動をする
ごっこ遊びやものまねができない
急な予定変更などでパニックになる
この他にも自閉症は感覚の過敏さまたは鈍感さを持ち合わせている場合もあります。
これらの特徴があるから必ず自閉症ということではありません。
あくまで参考程度にしてください。
生まれつきの脳機能障害であると考えられています。
まだ原因は特定はされてません。
愛情不足や親の育て方が原因ではありません!ここ重要です!
子どもの発達が遅いのは自分のせいなのかと思ってしまう親御さんもいると思います。
実際私も育て方の問題ではないとわかっていながらも、自分のせいではないかと思うこともありました。
もっと良い環境や育児をしてあげようと思うほどそういった感情は出てきてしまうのかなと思います。
でも自分を責めないでくださいね!
精神障害の診断・分類で多くの国で使用されている、アメリカ精神医学会の精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM)では自閉症という障害名は廃止されました。
そして自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害の障害名に統合されました。
「スペクトラム」は「連続している」という意味があり、高機能自閉症、アスペルガー症候群などが含まれます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
自閉症の特徴について知っていただけたでしょうか?
自閉症の特徴がいくつか当てはまるから絶対に自閉症というわけではありません。
特性の現れ方は人それぞれ違いますし、今回お伝えした特徴は人の個性でもあります。
自閉症といっても十人十色、ひとり一人の個性を理解し、その人にあった環境づくりやかかわり方が大切になってきます。
発達や個性に悩む方の参考になればうれしいです。
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