こんにちは!しずです🔔
ついにこの振り返りも最後となりました。
長い間お付き合いいただきありがとうございます。
初めて見ていただいている方は、初めから読んでいただけると嬉しいです😊
前回はお話はこちら
診断
検査から結果説明までの1週間
気を抜くと発達検査のことを考えていました。
それでも、長女と次女の育児で忙しく、あっという間に1週間が過ぎました。
そして結果説明の日が来ました。
長女と次女を連れ、慌ただしく児童精神科へ向かいました。
待合室でわちゃわちゃしているうちに、呼ばれ診察室へ。
診察室へ入ると初診時の先生が優しい笑顔で迎えてくれました。
席につくと、先生は発達検査の結果をわかりやすく説明してくれました。
新版K式発達検査の結果は3つの領域の発達指数で出ます。
発達指数は、その年齢の平均が100になります。
<長女の結果>
発達指数 | |
姿勢・運動 | 54 |
認知・適応 | 38 |
言語・社会 | 39 |
全領域 | 37 |
検査でできた内容的には
運動面は1歳半
認知・適応は6か月~1歳
言語・社会は0歳6か月
とのことでした。
細かな説明では、検査時の様子や結果について詳しく書かれていました。
- 発語はあるけど不明瞭
- 初めての検査者とやりとりができたことは長女のチカラ
- 個別の療育を受けながら成長を見守っていく必要がある
とのことでした。
私の中で、今までのわだかまりが解かれるような感覚で、結果にとても納得できました。
「やっぱりそうだよね」と。
そして「自閉スペクトラム障害」と診断されました。
「やっぱり…」
発達検査の結果と診断、両方を聞いた私は、自分が驚くほど冷静でした。
もっとショックを受けたり、泣いたりすると思っていました。
でも実際は、泣きもせず、淡々と説明を聞いて「やっぱりそうだよね。」と思うだけでした。
発達障害と診断されることへの抵抗もあったはずなのに、診断を聞いて、むしろ「これで療育を受けられる」と思っていました。
今振り返ると、この頃の私は「療育を受ける」を目標にして、「診断がでたから、療育を受けられるように申請しなきゃ」と次にやることを考えて、長女自身の発達の遅さから目をそむけていたのかなと思います。
結果的に長女の発達の遅さに直面しているんですがね…💦
冷静だったことから「長女が発達障害だということを受容しているのかな」なんて思っていました。
後日、ことあるごとに「長女の発達障害」についてショックや涙をながすのですが…これはまた別のお話。
説明が終わり、家に帰ってからも、今までと変わらず過ごしました。
夫が帰宅後、「自閉スペクトラム障害」だったと伝えました。
夫は「やっぱりそうだったか〜。わかっていたけど、診断されるとショックだな」と言いました。
ショックを受けたという夫の発言に、私はショックを受けました。
「夫はちゃんとショックを受けているのに、いいのかな」
そんなことをぐるぐる考えていました。
今思えば、私は長女の発達の遅さを診断を受けるまでに十分痛感していたし、ショックはそれまでにたくさん受けていました。
人は1回受容したから、その後もずっと受容しているわけではなくて、
やっぱり受け止められなくて否定したり、ショックを受け、また少し受け止めてを繰り返すんだと思います。
検査結果の用紙の最後には、こうとも書かれていました。
検査の結果は決して永続的なものではなく、今後の成長や体の状態によって変化することもあります。
その点をご理解頂き、今後の生活のヒントとして活用ください。
どうしても検査を受けたこと、診断されたことがゴールになっている自分がいました。
この文を読んで、結果や診断を今後に活かしていかなければと思えました。
この後、無事受給者証を受け取り、私の仕事復帰1ヵ月前から療育を受け始めました。
おわりに
これで診断されるまでの振り返りはおしまいです。
もっとハッピーな終わり方にしたかったんですが、この頃はとにかくいろんな感情と葛藤していて、そうもいかなかったです💦
最後まで読んでいただきありがとうございます。
書くのをやめようと思うことも何度もありましたが、みなさんからのコメントやDMに励まされ最後まで書ききることができました。
最後まで待っていただき、本当にありがとうございます。
この振り返りを書くことで、私の中でもこの頃を受け入れられたり、長女のこと私自身のことをより深く考えられるようになりました。
私のこの振り返りが、誰かのなにかしらの役に立てていたら嬉しいです。
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