【発達障害と診断されるまで】のんびり日記21~診断~

のんびり日記

こんにちは!しずです🔔

ついにこの振り返りも最後となりました。

長い間お付き合いいただきありがとうございます。

初めて見ていただいている方は、初めから読んでいただけると嬉しいです😊

前回はお話はこちら

診断

検査から結果説明までの1週間

気を抜くと発達検査のことを考えていました。

それでも、長女と次女の育児で忙しく、あっという間に1週間が過ぎました。

そして結果説明の日が来ました。

長女と次女を連れ、慌ただしく児童精神科へ向かいました。

待合室でわちゃわちゃしているうちに、呼ばれ診察室へ。

診察室へ入ると初診時の先生が優しい笑顔で迎えてくれました。

席につくと、先生は発達検査の結果をわかりやすく説明してくれました。

新版K式発達検査の結果は3つの領域の発達指数で出ます。

発達指数は、その年齢の平均が100になります。

<長女の結果>

発達指数
姿勢・運動54
認知・適応38
言語・社会39
全領域37

検査でできた内容的には

運動面は1歳半

認知・適応は6か月~1歳

言語・社会は0歳6か月

とのことでした。

細かな説明では、検査時の様子や結果について詳しく書かれていました。

  • 発語はあるけど不明瞭
  • 初めての検査者とやりとりができたことは長女のチカラ
  • 個別の療育を受けながら成長を見守っていく必要がある

とのことでした。

私の中で、今までのわだかまりが解かれるような感覚で、結果にとても納得できました。

「やっぱりそうだよね」と。

そして「自閉スペクトラム障害」と診断されました。

「やっぱり…」

発達検査の結果と診断、両方を聞いた私は、自分が驚くほど冷静でした。

もっとショックを受けたり、泣いたりすると思っていました。

でも実際は、泣きもせず、淡々と説明を聞いて「やっぱりそうだよね。」と思うだけでした。

発達障害と診断されることへの抵抗もあったはずなのに、診断を聞いて、むしろ「これで療育を受けられる」と思っていました。

今振り返ると、この頃の私は「療育を受ける」を目標にして、「診断がでたから、療育を受けられるように申請しなきゃ」と次にやることを考えて、長女自身の発達の遅さから目をそむけていたのかなと思います。

結果的に長女の発達の遅さに直面しているんですがね…💦

冷静だったことから「長女が発達障害だということを受容しているのかな」なんて思っていました。

後日、ことあるごとに「長女の発達障害」についてショックや涙をながすのですが…これはまた別のお話。

説明が終わり、家に帰ってからも、今までと変わらず過ごしました。

夫が帰宅後、「自閉スペクトラム障害」だったと伝えました。

夫は「やっぱりそうだったか〜。わかっていたけど、診断されるとショックだな」と言いました。

ショックを受けたという夫の発言に、私はショックを受けました。

「夫はちゃんとショックを受けているのに、いいのかな」

そんなことをぐるぐる考えていました。

今思えば、私は長女の発達の遅さを診断を受けるまでに十分痛感していたし、ショックはそれまでにたくさん受けていました。

人は1回受容したから、その後もずっと受容しているわけではなくて、

やっぱり受け止められなくて否定したり、ショックを受け、また少し受け止めてを繰り返すんだと思います。

検査結果の用紙の最後には、こうとも書かれていました。

検査の結果は決して永続的なものではなく、今後の成長や体の状態によって変化することもあります。

その点をご理解頂き、今後の生活のヒントとして活用ください。

どうしても検査を受けたこと、診断されたことがゴールになっている自分がいました。

この文を読んで、結果や診断を今後に活かしていかなければと思えました。

この後、無事受給者証を受け取り、私の仕事復帰1ヵ月前から療育を受け始めました。

おわりに

これで診断されるまでの振り返りはおしまいです。

もっとハッピーな終わり方にしたかったんですが、この頃はとにかくいろんな感情と葛藤していて、そうもいかなかったです💦

最後まで読んでいただきありがとうございます。

書くのをやめようと思うことも何度もありましたが、みなさんからのコメントやDMに励まされ最後まで書ききることができました。

最後まで待っていただき、本当にありがとうございます。

この振り返りを書くことで、私の中でもこの頃を受け入れられたり、長女のこと私自身のことをより深く考えられるようになりました。

私のこの振り返りが、誰かのなにかしらの役に立てていたら嬉しいです。

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